楽天Edyによるインフラ決済システムを構築

ソニー株式会社様では、2003年に社員食堂だけでなく社内のカフェやコンビニ、自動販売機の決済システムに楽天Edyを導入いただいております。

導入された理由は?

ソニー株式会社 総務センター サイト総務部 東京サイトマネジメント1課 統括部長 上村様

楽天Edyの導入計画は、2003年の夏から開始しました。半年ほどかけて準備を行い、2004年2月から御殿山のソニー本社(当時)をはじめ、東京圏の各事業所や、厚木、仙台などの拠点に、順次導入していきました。

導入のきっかけは、当時利用していた給与天引きによる決済システムの見直しです。当時は、社員証と一体化した磁気カードを利用して、個人ごとの毎月の利用実績を集計するシステムを運用していました。

ただ、毎日利用することでカードの劣化が早く進んでしまう部分や、社員以外への汎用カードの貸し出し手続きや利用代金の請求行為などが煩雑になってきている部分などもあり、それらの課題を解決できる方法はないかと模索していたところでした。ちょうどシステムの更新時期も近くなっていましたので、検討を重ねた結果、当時広がり始めていた楽天Edyを導入してみようということになりました。

もちろんソニーのFeliCaビジネスを支援していく目的や、楽天Edyを付帯した多機能の社員証を活用していきたいという思いもありました。

導入後はどうですか?

まずは、利用代金の請求行為そのものがなくなった点です。現在もそうですが、社内にはソニー社員以外の方もたくさん勤務されています。楽天Edy導入前までは、ソニー社員以外の方は、利用実績を集計後、それぞれの所属会社宛に請求を行なっていたのですが、経理処理の工数が増えますし、所属会社側でも確認処理に苦慮されていたのではないかと思います。楽天Edyの場合、基本的に個人決済となりますので、これらの作業はすべて不要となりました。毎日利用しても、決済行為によるカード自体の傷みもほとんどありません。

社員以外も多く利用する、弊社のような社員食堂の場合には、外に開かれた楽天Edyのような電子マネーを利用することがいちばんよいと感じます。プリペイドカードなどの場合には、その食堂だけでしか使えない場合が多いので、特に来客者は、残高を使いきれない場合があります。

私も、他社様の食堂見学時に購入したプリペイドカードを、今でもたくさん持っていますよ(笑)

楽天Edy決済であれば、利用者は現金の持ち歩きが不要です。今では、携帯電話やスマートフォーンで楽天Edyアプリを利用する人や、楽天Edy付のクレジットカードを利用する人もいます。加盟店は、どんどん増えていますし、社員食堂以外でも利用できるので、個人にとっても、メリットは大きいと思っています。現在、本社の社員食堂では、昼食時に3,500人、夕食時で1,500人くらいが食事をしています。食堂だけでなく、社内のカフェやコンビニ、自動販売機などでも楽天Edyで清算できるシステムになっています。

導入から8年。使いやすさの工夫を重ねて、社員食堂をキーとした楽天Edyのインフラを構築することができました。 個人的には楽天Edyのあの「シャリ〜ン♪」という音をとても気に入っています。

メッセージをお願いします

多種多様な雇用形態をお持ちの企業様にとって、楽天Edyのような電子マネーを導入することは、
まず精算面でのメリットが大きいと思います。
社員証などへの付帯導入をお考えの企業様も、社内だけでなくいろいろなところで利用できる楽天Edyは、
福利厚生の面でもよい選択と言えるのではないでしょうか?

導入企業様プロフィール
社名:ソニー株式会社
所在地:東京都港区港南1-7-1
連結従業員数:168,200人(平成23年3月31日現在)
主要営業品目:オーディオ/ビデオ/テレビ/情報・通信/半導体/コンポーネント

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