エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社（本社：大阪市北区、社長：若林　純、以下H2O）は、4月22日（火）からグループの食品スーパーマーケットであります「阪急オアシス」「阪急ニッショーストア」「阪急ファミリーストア」全56店舗に、株式会社ジェーシービー（本社：東京都港区、社長：��倉 民夫）、三井住友カード株式会社（本社：東京都港区、社長：月原 絋一）、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西（本社：大阪市北区、社長：有村 正意）、ビットワレット株式会社（本社：東京都品川区、社長：眞鍋 マリオ）の各社と協力して電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」「iD（アイディ）」「Edy（エディ）」を一斉導入いたします。

昨今、電子マネー市場には様々な企業の新規参入が相次ぎ、お客様の決済手段は多様化しています。また各決済サービス機能を搭載したカード及びおサイフケータイ（R）を読取端末にかざすだけで精算できるという利便性が受け、加盟店、会員数が急激に増加しています。

このような状況の下、「阪急オアシス」「阪急ニッショーストア」「阪急ファミリーストア」では、お客様の決済手段の幅を広げ、簡単・スピーディにお買物を楽しんでいただくために、全店舗に最大8種類までの電子マネーに対応可能なPOS一体型読取端末（マルチリーダライタ）を設置し、「QUICPay」「iD」「Edy」を導入いたします。また今回の複数電子マネー導入を記念し、6月より電子マネーご利用のお客様を対象としたキャンペーンも予定しております。

この度の取り組みをはじめ、更なる環境の整備・強化を行うことにより、グループの食品スーパー、百貨店において業界最高レベルの決済サービスを実現し、お客様の利便性を一層高めてまいります。

■電子マネー導入の概要

1.開始日

• 2008年4月22日（火）

2.対象店舗（56店舗：2008年3月現在）

• 	大阪府	兵庫県	京都府	滋賀県	合計
  阪急オアシス	10店	11店		1店	22店
  阪急ニッショーストア	17店	3店	2店		22店
  阪急ファミリーストア	12店				12店
  合計	39店	14店	2店	1店	56店

  阪急オアシス、阪急ニッショーストア、阪急ファミリーストアの2006年度売上高合計：約800億円
  

3．対象電子マネー

〈QUICPay〉
	モバイル決済推進協議会（略称「MOPPA」http://www.moppa.gr.jp）が推奨する非接触IC決済サービス。サインや事前のチャージ(入金)がいらない簡単･スピーディ・おトクなポストペイ（後払い）方式のサービスです。QUICPayのご利用代金は、すでにお持ちのクレジットカードご利用代金と合わせてのご請求となり、クレジットカードのポイントやマイルなどの特典も受けられます。専用の「QUICPayカード」のほか、NTTドコモ、au、SoftBank の携帯大手3キャリアが発売するすべてのおサイフケータイに対応しております。QUICPay会員数は　375万名、QUICPay設置端末台数は約10万台。(2008年2月時点)
〈iD〉
	NTTドコモが展開するポストペイ（後払い）方式の決済ブランド。NTTドコモのおサイフケータイもしくは本機能が搭載されているカードを専用端末にかざすだけでサインレス・スピーディに決済が完了します。ポストペイ方式なので、チャージ（入金）手続きの煩わしさや残金を意識することなく、小額から高額までフルレンジでご利用いただけます。iD会員数は約667万人、iD端末台数は約30万台にまで広がっております。（2008年3月時点）
〈Edy〉
	2001年からサービスを開始した電子マネーのパイオニア。プリペイド方式なので、申し込みや審査などが必要なく、お子様からご年配の方までどなたにでもカンタンにご利用いただけるのが大きな特徴。Edy機能搭載のカードは、社員証・学生証・入館証・マンション鍵・会員証・ポイントカード・クレジットカード・キャッシュカード等と一体化された多種多様なタイプがあり600種類を超える。また携帯電話3キャリアのすべてのおサイフケータイでも利用可能。 発行枚数約3,900万枚、利用可能店舗数は全国約74,000店舗。 （2008年4月時点）

ジェーシービー（QUICPay）、NTTドコモ関西（iD）、ビットワレット（Edy）、並びに「iD」の決済サービスの加盟店展開など各種業務を行う三井住友カードの4社は、新しい電子決済手段の導入ニーズが高い企業などに対し、今後も協力して共用の読取端末の導入を推進していきます。