スリープログループ株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：高野研、以下TPG）は、プリペイド型電子マネー“Edy（エディ）”を運営するビットワレット株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：眞鍋マリオ）と協力し、12月1日（土）より、パソコン教室業界では初めての試みとして、「電子マネー講座 『知って得する電子マネー』」を主に主婦の方を対象に開講します。運営はTPG子会社ホーム・コンピューティング・　ネットワークが行い、全国の250教室で随時開講していきます。

今年は、「電子マネー元年」とも言われている通り、ビットワレットが推進するプリペイド型電子マネー“Edy（エディ）”を始めとして、鉄道系電子マネー、流通系電子マネーの普及が急速に進んでおります。日常生活の決済手段として電子マネーを使いこなす生活者が増えている一方で、「使い方がよくわからない」「あとから請求がくるのが怖い」など、情報不足から誤解をされている生活者が多くいるのも事実です。

講座では、電子マネーの歴史から、店舗やインターネットショッピングでの電子マネーの使い方などをわかりやすく楽しく学べ、教室内での講義にとどまらず、近隣の電子マネー対応店舗へ実地体験に出かけたりする内容となっています。さらに、教室受講生に留まることなく、地域住民への啓発活動として、また既に電子マネーを導入している事業者の要望にもお応えし、今後、店頭や地域のイベントホールに出向く出張講座を予定しております。

TPGは更なる大きな市場創造が期待される、電子マネーのサポートサービスを基点とし、金融という新たな分野に参入していきます。

「電子マネー講座 『知って得する電子マネー』」の概要 ・12月1日（土）より全国のパソコン教室『ホームコンじゅく/パソナコンじゅく』（250教室）で実施 ・基本コース　4回（8時間）　1回／2時間 ・講座内容プリペイド型電子マネー「Edy（エディ）」を中心に、電子マネーの種類や仕組みから、実際の店舗での利用方法、パソコンで電子マネーを活用する方法（ソフトウェアのインストール、ネットショッピング）などを、楽しく学ぶことの出来る講座です。 ・実施校及び最寄りの教室検索はホームページをご覧下さい。

なお、本講座は、2001年から先行して、生活者の声と向き合いながら、電子マネー“Edy”の普及を全国規模で進めているビットワレットと、ICT化がもたらす暮らしの変化を、生活者の視点でサポートするTPGの企業理念が共鳴し実現しました。

今後も、両社は協力体制を深め、ユビキタス社会を快適にすべく、電子マネーの普及に資する様々な活動を展開していきます。

■TPGによる「電子マネー講座」開講の背景と意義

平成18年3月に総務省情報通信政策局が公表した、「消費者のICTネットワーク利用状況調査」によりますと、64%の人がインターネットを利用し商品購入をしていますが、一方で電子マネーを利用しての商品の購入者は未だ15%という状態であります。

また、利用者の多くは男性であり、電子マネーの潜在的な価値を最も享受できると考えられている専業主婦の方たちの利用率は7.1％となっています。しかしながら、セキュリティや利便性、経済性に優れ、お財布代わりに利用できる電子マネーは、利用店舗・サービスなどのインフラが充実していくことで拡大を期待される巨大な市場と考えられています。

私どもが運営する主婦・初心者を対象とするパソコン教室「パソナコンじゅく/ホームコンじゅく」の受講者アンケート結果においては利用率こそ67％と高い数字を出していますが、大半が運賃利用の鉄道系電子マネーに限られ、店舗でのショッピングを楽しむという活用は未だ利用者の18％となっております。また利用者の多くは「残高がすぐに分からないので支払い時に困る」、「色々な電子マネーがあり、何をどのように使うのかわかりにくい」など不安や不便をもち、一方で未利用者の多くは店頭などでカードや携帯電話をかざし料金決済している光景に興味を抱き、「電子マネーってどんなもの？」、「利用方法を知りたい！」など問い合わせが急速に増えてきております。

そこで、2001年より、一貫して電子マネーを日本のインフラにしていこうと電子マネー普及を進めているビットワレットの協力の下、「電子マネー活用講座」を開講します。この講座は、主婦層の消費活動に役立つ最もホットな講座であるとともに、全消費者にとって極めて有用なコンテンツと位置付けています。従いまして講座内容の更なる洗練化や、教室講座を離れての出張講座など、柔軟かつ積極的なサービス展開を予定しております。