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プレスリリース

2006

インテル キャピタル ジャパン
ビットワレット株式会社

2006年4月18日

インテル キャピタルがビットワレットに50億円を投資

〜 便利で安心して利用できる課金システム 電子マネー「Edy」の普及促進で協力
PCインターネットの環境にも拡大 〜

インテルの投資部門であるインテル キャピタル ジャパン(本部:東京都千代田区)とプリペイド型電子マネー「Edy (エディ)」を運営するビットワレット株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川合 成幸 以下、ビットワレット)は、本日、インテル キャピタルがビットワレットに、転換社債型新株予約権付社債により50億円を投資したと発表しました。

ビットワレットは、プリペイド型電子マネーサービスである「Edy」を運営・推進するために、2001年1月に設立された企業です。2006年4月1日現在で、これまでにEdy機能搭載カード・携帯電話は約1,700万枚以上発行され、また、全国31,000店舗以上の加盟店や1,400を超える電子商取引サイトで決済サービスを提供しています。また、NTTドコモ株式会社、KDDI株式会社およびボーダフォン株式会社の各社が販売する携帯電話でのEdy利用数は300万台を超えています。

ビットワレットは、今回の社債発行で調達する資金を、PCインターネット環境におけるEdyサービスの普及加速、またEdyサービスの充実・向上、リアル・サイバー(実店舗とオンライン・ショップ)加盟店開拓の加速、ならびにリアル加盟店に設置する端末機器の整備・開発などに充てる予定です。

今回の投資にあわせ、インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内3-1-1、代表取締役共同社長:吉田 和正/ロビー・スウィヌン)とビットワレットは、これまで主にリアル加盟店で利用されてきた「Edy」の電子マネーサービスが、PCインターネットを含むより広範囲な環境でさらに利用が進むよう協力することに合意しました。今後、Edyサービス普及促進のためのマーケティングや、Edyサービスの付加価値を高める新たな利用モデルの創出などで協力していく計画です。

ビットワレット株式会社 代表取締役社長の川合 成幸は、「日本における電子マネーの市場分野は、コンビニエンス・ストアをはじめ、スーパーマーケット、飲食やアミューズメントなど幅広い業界に導入されることにより、着実に広がってきております。今般、インテル キャピタルからの投資を受け入れて経営基盤を強化するとともに、PCインターネットへのEdy利用環境のさらなる拡大など、事業面でもインテルと協力を進めることで、Edyサービスの普及をさらに加速していく考えです。」と述べています。

インテル株式会社 代表取締役共同社長の吉田 和正は、「インテル(R) Centrino(R)モバイル・テクノロジーによるノートブックPC利用の拡大、あるいはインテル(R) Viiv(TM)テクノロジーを搭載したPCによるデジタル・コンテンツの購入など、インターネットを利用する消費者が電子商取引において電子決済を必要とする機会は増大しています。ビットワレットのEdyサービスとインテルのプラットフォーム技術を組み合わせることにより、消費者はより簡単・便利で実績のある決済手段を利用できるようになります。」と述べています。

インテル キャピタル アジア太平洋地域 統括ディレクターのバルン・カパーは、「日本は、世界に先駆けてPCや携帯電話の新しい技術や利用モデルを作り出してきた最前線の市場です。Edyのような非接触型電子マネーはまさに、PCや携帯電話の利用形態を革新する画期的なサービスであり、日本のみならず世界中のサービス提供事業者が取り入れていくべき新しい利用モデルです。」と述べています。

インテル キャピタル代表のアービンド・ソダーニは、「インテル キャピタルによるビットワレットへの戦略的投資は、世界中の国々で技術革新を促進し、創造的事業を育成することへの取り組みを示すものです。」と述べています。

インテル キャピタルについて
インテル キャピタルはインテルの投資部門で、革新的な技術をもった世界中の企業に株式投資を行っております。インテル キャピタルの投資対象は、企業、家庭、モビリティー、ヘルスケア、消費者向けインターネットおよび半導体製造技術といった分野でハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを提供している企業に幅広く投資を行っています。インテル キャピタルは、1991年以来、30カ国以上で約1,000の企業に、累積で40億ドル以上を投資してきました。これまでに、投資先企業の内、およそ160社が第三者の企業により買収され、また150社が世界中の様々な株式市場で株式を公開しました。2005年にインテル キャピタルは、総額約2億6,500万ドルを世界中の企業に投資しました。この内、約60%は米国以外の地域への投資です。インテル キャピタルに関する情報は、 http://www.intel.co.jp/jp/capital/ で入手できます。

インテルについて
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアティブを推進していきます。インテルに関する情報は、 http://www.intel.co.jp/ で入手できます。

ビットワレットについて
ビットワレットは、プリペイド型電子マネーサービス「Edy」を運営・推進する会社です。Edy事業の企画・運営、カード発行会社・利用店舗の開拓、Edyブランドの管理等を行っております。ビットワレットに関する情報は、 http://www.rakuten-edy.co.jp で入手できます。

【電子マネー「Edy」の直近普及状況 (2006年4月1日現在)】
* Edy機能搭載のカード・携帯電話等の累計発行数:約1,700万枚
* Edy利用可能店舗数:約31,000店舗
* Edy対応自動販売機台数:約4,200台
* Edy利用件数:約1,250万件(3月月間)

以上


  • *「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
  • *インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Centrino、インテル Viiv、インテル Viiv ロゴは米国および他の国におけるインテル コーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。
  • *その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

 

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